過去ログ - ？？？「安価の力で世界を再構築します」主人公「…」
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424:？？？ ◆MrqBjg1zoo[sage]
2012/02/06(月) 18:22:25.32 ID:un6BoJYJo
店主「終わったよ」

幼女が戻ってからしばらくして、ゴーレムを持った店主が奥から現れた。

幼女「直りましたか？」

店主「魔翌力石の破損だけだったから問題はなかったよ。インテリジェントゴーレムは魔翌力石が命だからね、ここが壊れると全部がダメになってしまうのさ」

ゴーレム「俺のコアみたいなもんだからな」

ゴーレムは店主の手から浮翌遊すると幼女の脇に来てそう言った。
その様子を見た店主は若干苦い顔をして話を続ける。

店主「それにしても…君はもう少し丁寧にゴーレムを使った方がいいよ」

幼女「え？」

店主「そのゴーレムには、まるで何度も体を削る程の魔翌力流に飛び込んだような傷がついていたからね。魔翌力石を保護する膜が機能しないまま使用するとそういう傷が付くのさ。膜を修復するくらいは使用者がしないとダメだよ？」

幼女「えっと…」

ゴーレム「旦那、俺はこの子に今日拾われたもんでね。この傷はこの子のせいじゃない」

店主「そうだったのかい…それはすまなかったね」

幼女「いえ…。それじゃあ、修理ありがとうございました」

店主「何かあったらまた来るんだよ」

幼女「はい」

幼女達はゴーレム工房を後にした。

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