過去ログ - ???「安価の力で世界を再構築します」主人公「…」
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426:??? ◆MrqBjg1zoo[sage]
2012/02/06(月) 18:52:04.45 ID:un6BoJYJo
工房から少し離れた道。


ゴーレム「さっきはすまなかったな。とんだとばっちりだったろ?」

幼女「ううん、ちょっと安心したかも」

ゴーレム「どういうことだ?」

幼女「バカとか好きじゃないとか言いながらも必死に前の相棒を助けようとしたんだなって思って」

ゴーレム「…!違えよ、あの傷は前の相棒の使い方が悪かったからでだな…」

幼女「でも、店主さんに前の相棒のせいだって言わなかったよね?」

ゴーレム「ぐぬぬ……」

幼女「優しいんだね」

ゴーレム「…ちっ、馬鹿でもいなくなったら寂しいもんさ。俺はそれが嫌だったんだよ」

幼女「そっか…、でも、あの洞窟って確か死んだら帰還魔法が発動するんじゃ…」

ゴーレム「そういえば、まだ言ってなかった。相棒が死んだのは70年前のことだ。その時は、そんな便利な物はなかったからな」

幼女「70年!?」

ゴーレム「俺たちゴーレムは魔翌力石さえ壊れなければ死ぬことはないんだ。だから、魔翌力石が壊れないように誰かが来るまで休眠してたのさ」

幼女「70年も?」

ゴーレム「ああ、死んじまったら、全部無くしちまうからな。だから気長に待ってたのさ、オンザチクビで」ニコ

幼女「今の一言で台無しだよ…」

ゴーレム「俺は湿っぽいのは嫌いなんだよ!早く帰ろうぜ幼女!件のデカパイ行商人を早く拝みたいもんだぜ」

幼女「………」

この後、ゴーレムが修理が必要になるほどエネルギー弾をぶち込まれる事を二人は知ることはなかった…


三日目が終了しました。
身分証発行まで残り一日。


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