過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 ?匹目
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703
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◆3dKAx7itpI
[saga]
2012/04/04(水) 14:09:58.08 ID:84qGUhQKo
「あなた、大丈夫? ってミサカはミサカはそっと頭を撫でてみる」
「……考えてみりゃ俺ァ、格ゲーで敗北を味わうのはこれが初めてだった……。
ヴェントは……こンな思いをもォ何度も……。 いや、俺があいつにそォいう
以下略
704
:
◆3dKAx7itpI
[saga]
2012/04/04(水) 14:11:05.31 ID:84qGUhQKo
ビクン、と肩が震えた。言わずもがな、それは番外個体に粘つくような視線を
浴びるヴェントの小さな肩である。彼女は魂が抜けて伽藍堂の肉体だけが残った
一方通行を見下ろしていた。それは呆れや失望による視線ではなく、ただ理解
出来ない、一方通行が敗北したという現実を受け入れられないという混乱の視線だった。
以下略
705
:
◆3dKAx7itpI
[saga]
2012/04/04(水) 14:11:54.72 ID:84qGUhQKo
「どうしたの〜? もうミサカのウォーミングアップは終わったよ。
さっさと一〇〇円を入れて、ミサカを楽しませてよ魔術師さん」
「う、ぅ……」
以下略
706
:
◆3dKAx7itpI
[saga]
2012/04/04(水) 14:12:59.64 ID:84qGUhQKo
そのはずなのだが、
「ま、別にやりたくないならやらなくてもいいけど?」
以下略
707
:
◆3dKAx7itpI
[saga]
2012/04/04(水) 14:13:44.52 ID:84qGUhQKo
「どうするんだいヴェントちゃんよぉ、今日はもう止めとく?」
「…………そ、」
以下略
708
:
◆3dKAx7itpI
[saga]
2012/04/04(水) 14:14:31.37 ID:84qGUhQKo
低く、唸るような。だけども芯が通った、力強い声が彼女の降伏宣言を遮った。
「し、白いの……生きてたの?」
以下略
709
:
◆3dKAx7itpI
[saga]
2012/04/04(水) 14:15:11.76 ID:84qGUhQKo
「そォじゃねェだろォが。 オマエは、そンな情けねェセリフを吐く
よォな女じゃねェだろ、ヴェント。 こォいう場面でこそ、こォいう
絶望的状況下でこそ、オマエは輝くンだ。 今までもそォだったろ」
以下略
710
:
◆3dKAx7itpI
[saga]
2012/04/04(水) 14:16:01.57 ID:84qGUhQKo
「仇ィ討つンだろ、番外個体を倒して……仇討ちを成し遂げるンだろ!」
「か、仇……?」
以下略
711
:
◆3dKAx7itpI
[saga]
2012/04/04(水) 14:16:45.38 ID:84qGUhQKo
「俺の仇を討つって建前があればオマエも戦えるはずだ」
「……ふん、何を自惚れてるんだか。 どうして私がアンタのために―――」
以下略
712
:
◆3dKAx7itpI
[saga]
2012/04/04(水) 14:17:46.58 ID:84qGUhQKo
「白いの……」
「……さて、もう一度だけ尋ねようか。 ミサカと対戦、する?」
以下略
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