過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 ?匹目
1- 20
793: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:21:13.71 ID:UHPYxZZio

「……どォいう方法で、何を賭けるンだ?」

「この対戦で私が勝ったら、アンタは一度だけ私の言う事を何でも聞く」

以下略



794: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:22:00.62 ID:UHPYxZZio

「……とにかく、私が勝ったらアンタは私の犬よ」

「わかったよ、オマエが勝ったらな。 で、俺が勝ったら?」

以下略



795: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:22:44.50 ID:UHPYxZZio

「手加減なんてしたら殺すわよ、全力で勝負しろ。 ……絶対に、」

「?」

以下略



796: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:23:22.10 ID:UHPYxZZio

一方通行の中にある推測が生じる。ヴェントがこの対戦に勝利して一方通行に
何を言おうとしているのか。


以下略



797: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:24:24.92 ID:UHPYxZZio


――――――――――――――――――――――


以下略



798: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:25:24.01 ID:UHPYxZZio

一方通行は今日一日の疲労を吐き出すようにため息をつくと、
ゆっくりと筐体から立ち上がり向かい側の筐体へ向かう。


以下略



799: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:26:09.08 ID:UHPYxZZio

「終わったぞ、勝負。 結果は俺の勝ち、つまりオマエが望ンでた
 俺を飼い犬にするとかいうクソみてェな取り決めは実行前に
 無効ってこった。 文句はねェだろ、オマエが決めた事だからな」

以下略



800: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:26:55.93 ID:UHPYxZZio

「待てコラ。 散々人を付き合わせておいて何勝手に帰路についてやがる」

「ん……あぁ、ご苦労さん。 アンタにはもう用は無いから、
 今すぐ死んでいいわよ。 私はもう帰って寝るから」
以下略



801: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:27:58.39 ID:UHPYxZZio

しかし、ではヴェントのこの形容し難い様子というか雰囲気は何なのか。
一方通行には分からなかった。不貞腐れているでもない、怒っているでも
ない、ゲームという娯楽に嫌気がさしたでもない。
だがどこか物足りなさを抱いている。納得のいかないような、曖昧な態度。
以下略



802: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:28:56.57 ID:UHPYxZZio

雪が降ったから、という理由ではないが一方通行はここでヴェントに声をかけた。
彼がただ単純に気になっていることを彼女に尋ねてみるためだ。
本当にただ疑問に思っていることを、しかしそれが或いは、今のヴェントの曖昧な
様子の原因に繋がるかもしれないと一方通行は考えた。
以下略



1002Res/458.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice