過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 ?匹目
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804: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:30:38.42 ID:UHPYxZZio

あの時自分が敗北していたらヴェントは何を命じてきたのか、という
単純な好奇心であり、そして一方通行には―――


以下略



805: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:31:34.70 ID:UHPYxZZio

「いや、俺は―――」

「諄いってのよ。 何で私が命令しろって命令されなきゃいけないの?
 確かに勝負はアンタが勝ったけど、アンタが勝った場合は特に何も
以下略



806: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:32:15.91 ID:UHPYxZZio

独り言のつもりだったのだろうが、一方通行の耳は確かにそんなヴェントの
言葉を受け取った。
勇気。そんな大それたものが必要であるヴェントの『命令』が何なのか、
ここで初めて一方通行は確信に近いものを得る。
以下略



807: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:33:14.61 ID:UHPYxZZio

「今日は付き合ってくれてありがと、"一方通行"」


儚げな笑顔を一瞬浮かべ、一方通行を置いて早足で去って行った。
以下略



808: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:34:30.58 ID:UHPYxZZio

明確な『答え』を出せない自分にいい加減腹が立つ第一位。

そもそも、まずその『答え』を出すという考えすら単なる勘違いに過ぎないかもしれない。
勝手に一人で推測して、結論付けて、ifに頭を抱えるマヌケなピエロ。
以下略



809: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:35:25.60 ID:UHPYxZZio

鈍感だと散々指摘され、ではそこを改善していこうという心構えの一方通行。
そんな今の彼だからこそ、わかる。ヴェントがどういう目的で最後の勝負を挑んだのか。
分からなければならない。ここでわからなければ一方通行はもう一生成長を望めない。
だからこの苦悩はある意味、大きな進歩といえる。しかし最後の一歩が足りなかった。
以下略



810: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:36:32.20 ID:UHPYxZZio

(誰だ……?)


ポケットをまさぐりながら彼は電話をかけた相手が誰なのかを予想する。
以下略



811: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:37:18.70 ID:UHPYxZZio

――――そして、心底後悔した。



以下略



812: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:37:50.42 ID:UHPYxZZio

「………………オマエ、」

『ようやく"繋がりましたね"。 我々としましても喜ばしい限りです』

以下略



813: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/04/10(火) 08:38:23.17 ID:UHPYxZZio




『――――"仕事"です。 これから指定する場所に、午前〇時までに向かってください』
以下略



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