20:「おむかえですの」[saga sage]
2012/01/28(土) 18:28:30.03 ID:taakegjCo
「……駒場、遅いな」
「だったら、俺らも行くか?」
「行くかって……俺らはここ任されてるしなぁ」
「なに、心配ないだろう。あいつだったら、そこらの能力者程度じゃびくともしないからな」
「ああ、そっちの心配はしてねえよ」
「フレメアのほうか?」
「まさか迷子になるとはなぁ……うまいこと見つかりゃいいけど」
「お前が目を離すからだ、浜面」
「すまん、半蔵」
ここですの?
「大体、あってる。にゃあ」
未知の声と特徴ありすぎる既知の声が一つずつ。
浜面と半蔵は咄嗟に銃を構えると声の主へ向ける。
さっきまで確かに気配はなかった。
二人とも、それについては断言できる。
「能力者か」
じゃっじめんと、ですの
「浜面にゃあ」
「フレメア?」
「黒子のお姉ちゃんが連れてきてくれた。にゃあ」
「ジャッジメントは、迷子の案内もしてくれるってか?」
走り寄るフレメアを半蔵に任せ、浜面は銃の照準を外さない。
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