60:「うわさですの」[saga]
2012/02/02(木) 20:59:51.47 ID:PsrNr+K4o
「全員集合!」
固法の指示で二列に並ぶ一同。
列の先頭にいるのは黒子と初春。
二人はいつもの制服姿ではなく、トレーニングウェア姿。
今日は各地区風紀委員の合同訓練の日。
「初春頑張れ! 白井さんも頑張ってくださいね!」
何故か、グラウンドの片隅ではお弁当箱を抱えた佐天さん。
別に極秘訓練というわけではないので、見学自体は許可されている。
行きますの
まずは能力を封じた組み手から。
黒子の格闘能力は高い。互いに能力を封じればレベル5のトップ3に勝てるのではないかとも言われている。
ただし、元々の肉体能力が高い第四位と第七位は別格。
第五位は、格闘能力で劣る相手を捜すのが難しいレベル。
とりゃ、ですの
うりゃ、ですの
おりゃ、ですの
ちぇすと、ですの
もっとも、実際にどれほど強くても見た目からすると全く強そうに見えないのが困ったところ。
なにしろ、抑止にならないのだから。
見た目だけで相手を脅かすことの出来るタイプとは違うのだ。
どちらかと言えば、見た目で騙して寸鉄刺すタイプである。
それは治安維持側と言うより暗殺者の得意技だ。
それでも、黒子の能力と精神は固法も認めている。
じゃっじめんと、ですの
白井黒子は何処に出しても恥ずかしくない、一人の立派な風紀委員なのだ。
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