87: ◆cVXWuSHxwkMu[sage]
2012/02/03(金) 10:56:25.37 ID:PHSPct1C0
田沼「―――この茂みの向こうだな、声が聞こえるのは」ヒソヒソ
ヒノエと田沼とおれ、三人で茂みの影に隠れる。
ヒノエ「ふむ、どれどれ」
最初に様子を窺ったのはヒノエだった。
音もなく頭上の樹に飛び移り、上から目当ての妖怪を覗く。
ヒノエ「ほう、大分小さい奴だ。やけに強いというからどんな奴かと思えば」
ヒノエ「でもどこか見憶えがある。この位置からは顔が見えないが、私の知っている妖かもしれ、ん―――…?
夏目「どうした、ヒノエ?」
ヒノエ「……少しお待ち」
ヒノエ「あれはもしや……いや、でもそんなはずは」
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