過去ログ - 梓「ムギ先輩からエッチなゲームの制作を頼まれました……」
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166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/02/20(月) 05:42:37.53 ID:1IQE9QHz0
社長の家

紬「ここだったわね」

梓「……」

昨日来た、社長さんの家には……人の気配というか、音ががありません。もっとも、それは私にしか分かりませんが。

紬「早速……」

ピンポーン

紬「……」

梓「……」

紬「出ないわね」

梓「そうですね」

???「何をしている」

紬「!?」

突然の声に振り返ると、ムギ先輩のお父さんが立っていました。

紬「どうして……」

紬父「私が聞きたいな。どうして、紬はここにいる」

紬「それは……」

紬父「お前の貯金が全てなくなっているそうだが」

紬「!?」

紬父「まさか、昨日の社長に全て貸したのか?」

紬「……」

紬父「図星か」

紬「わ、悪い? あの社長さんはちゃんと返すって……」

紬父「そんな話を信じたのか? 紬は……優しすぎるな。いや……甘えてるのか? 世間は皆自分に好意的に見てると」

紬「……どういう意味よ?」

紬父「世の中はそんなに優しいってわけじゃない。平気で嘘をついたり、騙したりする。中野さんだってそうだろ?」

梓「……」

ここで私に振りますか。

紬父「君だって、紬に隠していることがあるだろ」

紬「梓ちゃんはそんなこと……」

紬父「してないのか? そうなのか、中野さん」

梓「……してますよ」

私は迷いながらも、そう答えました。




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