261:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/02(金) 23:52:38.19 ID:UsFI8avQo
兄(泣きながら開き直って切れてやがる、こいつ)
兄(でもやっと口に出したな、こいつ。今までだって態度ではバレバレだったけど)
兄「・・・・・・ありがとな」ナデナデ
妹「・・・・・・え?」
兄「おまえの気持は嬉しいよ。でもごめんな。俺、女が本気で好きなんだ」
妹「・・・・・・」
兄「何って言っていいかわからねえけどさ。俺、おまえのことも大好きだぞ」
妹「適当なこと言わないでよ」
兄「嘘じゃねえよ」
妹「それって・・・・・・女の子として?」
兄「家族として妹としてだけど、大切さで言ったら女と変んないくらいに、俺はおまえのことが大切だ」
妹「・・・・・・そう」
兄「俺、女と出会う前は幼馴染のこと、好きだったんだけどさ」
妹「知ってたよ」
兄「(・・・・・・まじか)そうか」
兄「それでも、おまえのことは『気になる度』じゃ、いつも幼馴染と並んでさ、俺の頭の中で一番だったんだぞ」
妹「・・・・・・うん」
兄「だからさ、俺に初めての彼女ができたことを祝福してくれよ。そんで俺に恋愛のアドバイスとかしてくれよ。おまえもてるんだろ? 幼馴染とか兄友が言ってたけど」
妹「そんなこと・・・・・・」
兄「家族はさ・・・・・・兄妹はさ、付き合えなくても一生の付き合いなんだから」ナデナデ
妹「・・・・・・何かお兄ちゃんにうまく言いくるめられたような気がする」
兄「そんなことしてねえって」ドキ
妹「でも、まあいいか。お兄ちゃんの恋愛に反対はしないけど、家族として妹として女さんがちゃんとした人かどうかは確かめさせてもらうよ」
兄「確かめるって、おい」
妹「恋愛のアドバイスしてくれって言ったよね?」
兄「・・・・・・ああ」
妹「アドバイスしてあげる・・・・・・お兄ちゃんのお相手をよく調べた上で」
兄「・・・・・・わかった(何か怖いな・・・・・・これってよかったのかまずかったのか)」
妹「じゃあ、あたし部屋に戻るね。お茶碗とかちゃんと運んでおいてね」
兄「・・・・・・わかった」
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