284:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/05(月) 01:36:05.93 ID:yP3ZdEd/o
乙!
そりゃあこの文量なら仕方ないだろうな
285:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/05(月) 10:40:34.34 ID:hBTi489IO
乙
286:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/05(月) 20:20:08.84 ID:iFpv8hE/o
作者です。職場からこんばんは
本日は残業決定につき投下できません
すいません
287:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2012/03/05(月) 20:27:09.94 ID:yjdsbyz7o
どまい
288:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/03/05(月) 20:45:59.79 ID:z3RAZkLso
完結してくれるまでずっと待ってる
289:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/06(火) 22:42:26.75 ID:PxMQ6QMLo
そのリンクを踏んだあたしが最初に遭遇したVIPのスレは、今にして思うと大人しい内容のスレだった。スレタイは『女子高生vipperが靴をうpしてくれるスレ』というものだった。
・・・・・・何だこれ。当時のあたしは最初このスレタイからはスレの内容が全く想像がつかなかったけど、>>1のレスを読み、それに続く数レスを読んでいるうちに、ここで期待されていることがだいたいわかってきた。ここは女子高生が靴を履いた自分の足の画像が貼られるのをひたすら待っているスレなのだった。そしてあたしが当時よく見ていた料理板のスレと違って、スレが立ってまだ30分ほどしかたっていないのに既にたくさんのレスがついていた。レスの内容はたいしたことはなく、大部分が>>1死ねとか、また乞食かよとかそんなものだったけど。あたしは律儀に>>1
から全部のレスを読んでいったけど、さっき自炊スレで見た書き込みで言っていた中学生の下着姿なんてどこにも見当たらなかった。というか画像自体が全く貼られていない状態で100くらいのレスまで来た時、あたしは初めて自撮りの画像を貼っているレスに遭遇した。
290:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/06(火) 22:45:26.49 ID:PxMQ6QMLo
女子高生の靴が見たいって何だろうと思ってスレを追っていたあたしは、ようやくこのスレを立てた>>1やスレを見ている人たちが何を期待しているのか理解できたのだった。フェチ的な意味で靴を見たいという気持もあるのだろうけど、ここは靴やソックスの合間にほのかに覗く裸の肌を期待し、そういう画像が貼られるのを待っているスレだったのだ。その画像を貼った女性には、その後10レス以上の賛美や期待しているというレスがついた。その画像の主はその後2、3枚顔なしで制服姿の自分の写真を貼った後、構ってくれてありがとうと言い残してスレから消えていった。もちろんその後には、彼女を褒め称えるレスがついていた。あたしは不思議な感想を抱きながら続くスレを追うことを再開した。
画像を期待している人は、何となく自分に身近に思える女性がその姿を見せてくれることを期待しているのだろう。だから肌の露出度とかそういうことはどうでもいいのかもしれない。露出度で言えば、よく中学校の男子たちが愛読して話題にしている漫画雑誌のグラビアの女の子たちの
画像の方がより過激なはずだった。それでもこのスレに集っているROMも含めた多数の人たちは、いわゆる素人の若い女の子がそういう姿を見せてくれることに、グラビアアイドルの水着姿よりも価値を見出しているのだろう。彼らにとっては匿名掲示板と呼ばれるこの掲示板の片隅で、匿名性が一瞬だけ失われ、若い女の子がリアルの姿のほんの一部を見せてくれるそのことの方が貴重なのだとあたしは気づいた。
291:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/06(火) 22:51:14.11 ID:PxMQ6QMLo
そのレスに反応しすぐに数レスがついた。
『BBAじゃねえだろうな』
『全然おk』
292:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/06(火) 22:55:46.66 ID:PxMQ6QMLo
高校に入学する頃になると、もう自分を抑圧して友だちの話しに付き合ういい人になどという気持はなくなってしまっていた。たまたま1年のクラスの中に同じ中学校出身の女の子がいなかったせいもあって、気づいたときにはあたしは典型的なぼっちになってしまっていた。それでもそのことにあたしはあまり悩まなかった。高校に入学する頃にはあたしはもう2ちゃんねるにどっぷりと入り浸っているようになっていて、高校入学を機に買い換えてもらったスマートフォンで時間があればいろいろなスレを覗くようになっていたし、名無しのままではあったけどレスもするようになっていたので、リアルでぼっちなことなど、あたしにはそれほどは気にならなかったのだ。もともと転校を繰り返していて、家の外での寂しさには耐性が出来ていたということもあった。
そんなわけで高校生になったあたしは、それほどの孤独や不便もを感じることもなく一人ぼっちの学校生活を送っていた。ただ、外でぼっちな分帰宅してからは両親にべったりとくっついて甘えてはいた。特にお父さんとは仲が良くて、食後にリビングでお父さんと雑談しながら夜を過ごすことは昔からの習慣だった。あたしは自分でも自覚するほどファザコン気味でもあったのだ。
こうして入学当時のあたしは、昼間は授業時間以外はスマフォで2ちゃんねる、家では帰宅したお父さんにべったり寄り添って雑談をして過ごすようになった。そして自分の部屋に戻ってからはパソコンで2ちゃんねるの閲覧やレス。人が聞いたら哀れみを受けそうな生活だけれども、あたしにとってはそれなりに安定していた生活が続いていたのだ。しかし、その安定した生活も長くは続かなかった。お父さんが1年間だけ海外出張を職場から命じられたのだ。
293:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/03/06(火) 22:56:57.90 ID:PxMQ6QMLo
今日はここまで
またできれば明日投下します
この調子だとまた長くなりそうです
1002Res/882.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。