過去ログ - 妹狐「恩返しに……」姉狐「来ましたー♪」
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10:濃口醤油 ◆4jPnOLgqH.[saga]
2012/02/02(木) 00:11:12.83 ID:Y+hLd5c90
妹狐「でも、あまり驚かれないのですね……自分で言うのも何ですが、怪しいですよね……わたし達」

男「いや、実は知り合いに君達に似たような人がいてね……もう慣れたんだよ。それと姉狐……ちょっと離れてくれないかな?」

姉狐「えへへ〜久し振りに会えたんだから良いでしょ〜♪でも、ボク達以外で人化してる仲間がいるんだね(スリスリ)」

妹狐「きっと……犬神さんの事ではないでしょうか?あの人も、少し前に人化していた覚えが、あります(ぐいぃぃ)」

男(姉狐に抱き付かれて、その後ろからそれを引き離そうと無表情で踏ん張ってる妹狐……変な光景だな。
  そういえば神社の巫女さんって自分の事を犬神って言ってたっけ。何かこの町可笑しな事になってないか……?)

妹狐「あの方は、神の一種ですから……顕現、と言った方が正しいですね。わたし達妖怪は、ただの変化です」

姉狐「人化って結構疲れるんだけどね〜。でも、だぁりんの為に頑張ったんだよ〜♪」

妹狐「は、な、れ、な、さ、い……っ(ぐいぐい)」

姉狐「やぁらぁぁぁ〜〜〜!」

――ぎゅぅぅぅ

男「服が破ける服が破ける」

男(でも、そうか。あの時の狐二匹が……もう会えないと思ってたけど、まさか自分達から会いに来てくれるなんてなぁ)

男「うぅん……でも君達をここにおいとく訳にはいかないんだよね。当たり前だけど」

姉狐「えぇ!?なんでなんで!?よ、ようやくだぁりんと会えるようになったのにぃ〜!」

男「だってさ、狐の時は飼えてたけど……ほら、君達女の子になってる訳だし……僕も親のお金で生活してる訳だしね」

妹狐「そういえば……あの、ご両親は何所におられますか……?ご挨拶をと、思ったのですが」

男「――……ほ、北海道で……クマの検診をしてる最中だよ」


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