過去ログ - 早乙女「転校生を紹介します。」男「はい」
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[ saga]
2012/02/08(水) 23:29:08.38 ID:j/0JKfyw0
まどか「あ、あのどうしても聴きたいって訳じゃなくて、言いにくいなら別に…」
マミ「……数年前になるわ」
マミ「家族でドライブに行ったとき大規模な交通事故に巻き込まれてね」
マミ「そこで、キュウべえと出会ったの」
男「………」
マミ「考える余裕さえ無かったってだけ、後悔しているわけじゃないのよ」
マミ「今の生き方もあそこで死んじゃうよりは余程良かったと思ってる」
マミ「でもね、ちゃんと選択の余地がある子にはきちんと考えたうえで決めて欲しいの」
マミ「私にできなかったことだから……ね」
男「巴さん…」
さやか「あ、あのさマミさん!」
さやか「願い事って自分の為の事柄じゃないと駄目なのかな?」
マミ「え?」
さやか「例えば…例えばの話なんだけどさ、私なんかより余程困っている人がいて」
さやか「その人の為に願い事をするのは…」
まどか「それって上条君のこと?」
男「上条君?」
さやか「た、たとえ話だって言ってんじゃんか!」カアアア
男「誰なんだ?ソイツ」
さやか「あんたには関係ないの!!」
キュウべえ「別に契約者自身が、願い事の対象になる必然性はないんだけどね、前例も無いわけじゃないし」
マミ「でもあまり関心できた話じゃないわ、他人の願いを叶えるのなら」
マミ「なおのこと自分の願いをはっきりさせておかないと」
マミ「美樹さん、あなたは彼に夢を叶えて欲しいの?それとも彼の夢を叶えた恩人になりたいの?」
まどか「……マミさん」
男「……(上条って誰だ?)」
マミ「同じようでも全然違うことよ、コレ」
男「その言い方は酷いな」
さやか「え……?」
マミ「ご、ごめんねでも今のうちに言っておかないと……あなたきっと後悔するから」
男「人の為でも自分の為でも自分が叶えたいって思えば別にいいだろ」ギロッ
マミ「そ、それはそうだけど…でも先輩として注意くらいは…」オドオド
さやか「……そうだね、アタシの考えが甘かったよ、ごめん」
男「そうか」
まどか「ほっ」
マミ「ホッ……やっぱり難しい事柄よね、あ、焦って決めるべきではないわ」
キュウべえ「僕としては早ければ早いほど良いんだけど」
マミ「駄目よ、女の子を急かす男子は嫌われるぞっ」
さやか「ふふっ」
男「………」
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