3: ◆uBeWzhDvqI[saga]
2012/02/04(土) 21:54:16.45 ID:nMh4oH320
混沌なる市街地。荒れ狂うは異形の怪物ワルプルギスの夜。
綺麗な町は怪物の攻撃により受けた損害は計り知れない。
単身で立ち向かうは一人の少女。まだ幼き彼女は幾つ物の銃火器を操り戦う。
だが戦力の差は歴然。少女は満身創意で立っているのがやっとである。
そして戦地より遠く、炎の中で見守っている少女と一匹。
「ひどい……」
「仕方ないよ。彼女一人では荷が重すぎた。でも彼女も覚悟の上だろう」
怪物は少女をいたぶり続ける。
「そんな……あんまりだよ!こんなのってないよ!」
少女は崩れながらも何かを訴えかけるがその声は届かない。
「諦めたら、それまでだ。でも君なら運命を変えられる」
「避けようのない滅びも、嘆きも、すべて君が覆せばいい。そのための力が、君には備わってるんだから」
「……本当なの?」
風前の灯の少女の叫びは届かない。
「私なんかでも、本当に何ができるの?こんな結末を変えられるの?」
「もちろんさ」
営業のような筋書きを吐き愛らしい顔を向けるキュゥべぇ。
「だから僕と契約してまほ「気に食わねぇな」
割って入ったのは一人の男
名を―――――――――――。
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