過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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168:ゴミ箱[saga sage]
2012/02/13(月) 00:28:11.85 ID:i5IVKE8o0
〜上条邸〜

時刻は夕方

上条が倒れてからもう三時間は経っている。
だがそれでもキャーリサは動じる事もなく、後々の展開を考えている。


キャーリサ(ふむ……やっぱりあの女の考えている事は予測できないの)

キャーリサ(今どうなってるか部屋の様子を見れないのもかなり痛手だし)

キャーリサ(とりあえずはサーシャに動いてもらわないと何もできないし)


そう考えている間に、上条の部屋の扉が空いたのをキャーリサは隠しカメラで確認する。

ちなみに勘が鋭い人はもう気づいているかもしれないが、この家の隠しカメラやマイクを統括している場所は全て同建物の三階にある。
外からだと明らかに三階はあるのになぜか三階がない。その秘密はここにあった。
連絡路は外側にある階段である。ふつうの壁に偽装されているため、念入りに調べなければ分からない程だ。


キャーリサ「ようやく動いたんだし!」

キャーリサ「って……これはどうゆうことなの?」


キャーリサが見ている映像は、ローラと上条が部屋から出てくるものである。
ただ普通と違う点は、その上条がローラと手を握っている所であろうか。


キャーリサ(予想外だし……まさかあの女と当麻がここまで仲が良かったなんて思わなかったし)

キャーリサ(さて……この戦線は結構きびしいし)


そう唸るキャーリサは、ローラが一瞬だけこちらを見たのを気づけなかった。


〜数分前〜

上条は既に完全に回復し、ベットから起きていた。


上条「うわー寝ちゃったよ寝すぎましたよ何を昼間っからだらだら寝てるんですかね上条さんは」

ローラ「別に仕方ない事なのだから良きでしょ?」

上条「つってもこれはひどいですよ...」


そういって上条が時計を見る。


上条「あーもう夕食の準備しなきゃな」

ローラ「今日はなにかしらん?」

上条「ん〜そうだな...」

上条「よし、ローラの好きなイクラ丼でも作りますかね!」

ローラ「本当なるの!?」

上条「ええ、いいですとも。今日はパーっとやりますか」

ローラ「ふふん♪それなら早く行こうではないか〜当麻」グイグイ

上条「はいはい分かったからってそんなに押すなよ」

ローラ「イ〜クラーイ〜クラー♪」

上条(まるで子供だな、こりゃ。ほかの奴らが見たら一体どう思うんだか)


実際上条の言うとおり、さすがにこれは異常である。
普段のローラも確かにどこか垢抜けている所はあるが、ここまで子供の様に他人に接する事はほぼない。
これが何かを考えての行動ならば恐ろしい事だが、恐らく何も考えていないであろう。
まさしく「素」の行動なのだ。
そんな事を考えている上条だが、今現在とても大変な状況だという事をすっかり忘れている。


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