過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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254:ゴミ箱[saga sage]
2012/02/22(水) 01:09:41.11 ID:ntApC6Kz0
〜上条&ローラの部屋〜

時刻は午後二時半頃。
ついさっき上条は授業を終えたばかりだ。


上条「ふぅー……」

ローラ「当麻、時には紅茶なんてどうかしら?」

上条「そうだな〜いつもお茶ばっかだし、たまには紅茶も飲んでみるか」

ローラ「ふふ、この私が入れたる紅茶は別格なりしなのよん」

上条「楽しみにしておりますよっと」


二人は今、特になにもすることが無い為ソファーに腰をかけゆったりとしている。
この家に来てからと言う物、二人にはこれが毎日の習慣となっている。
なんせ家にはテレビ位しか娯楽がない。
そのテレビも当たり前だが外国の番組しかやってないので娯楽にならない。
つまりは暇だからだ。

だから自然と二人は授業を終えた後、こうして何もせずにただ座っているだけとなっていたのだが、
いつしかこのゆっくりと流れる時間が二人には至福の時となっていた。

上条からすれば学園都市の騒がしい日常からは考えられない程の穏やかな時間。
ローラからすれば上条と共にこうしていると言う事だけで心が安らぐ時間。
二人の心の底、本人も気づかない程の心の底で、いつしかこの時が永遠に続くようにと二人は自然と願っていた。

こんな時が毎日続けば嫌でも二人の心の距離が縮まるのだが、ローラは特に気にしてはいない様子だ。
ローラはこの時だけは、いつも自分の本来の目的を忘れてしまうのだ。





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