過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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263:ゴミ箱[saga sage]
2012/02/23(木) 01:25:47.38 ID:sHsOJC1Z0
それからどれぐらいがたったか。上条がそう思い時計を見ると、もう三時であった。


上条「もう…大丈夫か?」

ローラ「うん……ありがとう、当麻」


顔を上げたローラの表情には、特にこれといって変化はなかった。
あえて言うならどこかふっきれたような物か。
どうやら泣いていたわけではなさそうだ。


上条「とりあえず起きませんか?」

ローラ「あ…ご、ごめんたるのよ!」


そういってローラは急いで上条の上からどき、ソファーの上で姿勢よく縮こまってしまう。
今になって恥ずかしくなったのか、顔がかなり赤くなっている。
だがそれは上条も同じなので、指摘なんてできるわけがない。


上条(いやちょっとまて、落ち着け上条当麻)

上条(今までだって何度もあった事だ、そうだろう?)


そう思い自分を宥め、深呼吸をする上条。
この生活を初めてからというものこれも何回しただろうか。


上条(おーけーもう大丈夫だ、さぁ後は平然と紳士的に―――


そう体制を立て直そうとした上条に、若干どぎまぎしつつもローラが話しかけてきた。


ローラ「い、いきなり抱きついたりして申し訳なきにけるのよ、当麻……」///

上条(ってなんだこれ!い、いつもみたいに元気っ娘でいてくださいよローラさん
   って直視できねええええ!!)

上条「いや、そのー……ま、まぁ俺も悪かったしさ。ほら!おあいこですの事よ!!」

ローラ「そ、そう……?」

上条「そうだそうですそうなんですの三段活用上条さんは紳士で心が広いんですよ!」

ローラ「なら……今度はこれで…良い?」


ローラは、もじもじしながら上条の手をつかんできた。
この頬を赤らめながらのもじもじ手づかみ攻撃は今の上条に死を与えるに十分な攻撃力であった。


上条(うおおおおおお!!なにしてるんですかローラさんちょっとこれはやば

ローラ「と、当麻!?」


上条の視界は次の瞬間にブラックアウトする。
別に今までも当たり前のように起きていた事であったのにも関わらず、
今回は特別なにかが違っていた。

その違いと言うのがなにか等に気づく前に、上条は意識を閉ざすのであった...



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