過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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297:ゴミ箱[saga sage]
2012/02/27(月) 23:07:38.43 ID:23fFz/iQ0


結局、その後は何事もなく二人とも部屋に戻った。


上条「それにしても……静かだなぁー」

ローラ「そうね...」


当麻とローラはまたも、じっと部屋で座っている。勿論、夕方にも座っていたソファーだ。
やる事が無いと、逆にこれが「やる事」となってしまう。なんとも変な事だ。


上条「なんか、あいつらがいるのに慣れちまうとこれはこれで寂しいな」

ローラ「むー」

上条「へ…?」

ローラ「当麻は私と一緒にいるだけでは不満といいけるの?」

上条「いやいや別にそういうわけではありませんよ!?」

ローラ「もう…当麻ったら...」トス


ローラは隣に座る上条の肩によりかかる。
自分の体を預けるでけでなく、寄り添うと言った形だ。


上条「・・・はぁ」

上条「なんつーか……いろんな事に慣れちまったなぁ」

ローラ「いろんな事?」

上条「えーっと...」


上条は少し考え込み、なにか決心したように目を開く。


上条「た、例えば……こんな事とか」ギュ

ローラ「あ...」


上条は、寄りかかるローラの肩に手を回して自分にさらに抱き寄せた。


上条「いや……そのー...」/// 

ローラ「ふふ...♡」ギュ


別にローラは深く詮索をしようとはしなかった。
それをすると、この時間が壊れてしまう気がしたから。


ローラ(……やっぱり、そうなのかしらね)

上条(・・・)

ローラ(この思いが...)


今はまだ、確信するまでには至っていない。だが、なんとなくそうなんだろうと思う。
今のローラにはそれで十分であった...




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