過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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363:ゴミ箱[saga sage]
2012/03/07(水) 01:22:27.63 ID:t5rH/4An0
あ、連投スマソ



上条が吹寄によって眠らされた後。
微睡の中、彼は携帯のコール音を頼りに目を覚ました。


上条「うぅ……」prrrrrrrrrr

上条「んー...」ピッ

上条「もしもしどちらさまで『ようやくつながったか!!』

上条「耳元で叫ばないで頂けると上条さんはとても助かるのですが」キーン


なんとも眠たそうな口調で喋る上条。
電話の相手は声を聴いただけで一発で分かった。

土御門だ。


土御門『ふざけてる場合じゃねえ、かみやん!!何回電話したと思ってる!?』

上条「あーすまねぇ、ちょっと寝ちまってたみたいで」

土御門『寝てた?一体どこでだ?』

上条「えーっと...」キョロキョロ


見渡す上条。どうやら倉庫のような所らしい。
天窓から差し込む月明かりによって、かろうじてだが中の様子が分かる。


上条「なんか倉庫っぽい所だ」

土御門『具体的な場所はわかるか?』

上条「ちょっとまってろ」


上条は立ち上がり、目の前にある大きな扉を開けようとする。
だが、びくともしない。鎖やつっかえ棒などは見当たらない。
魔術的な物なら関係は無い筈だし、単純に上条一人の力では足りないのだろう。


上条「だめだ。外に出られねぇ」

土御門『閉じ込められたのか?』

上条「そうみたいだな」

土御門『そうだな...ならまずは何があったか説明してくれ』

上条「分かった」


自分でも驚くほどに冷静に状況を説明する上条。
別にこんな状況に慣れたわけでもない筈だが、今はとにかく感謝すべきか。



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