過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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397:ゴミ箱[saga sage]
2012/03/16(金) 01:58:33.51 ID:4nn6VYca0
――同時刻 とある倉庫の外

そこには、季節に合わずアロハシャツを着、サングラスをかけた金髪の男と、
黒ずくめのフードに身を隠した者が四人、対峙していた。


土御門「お前ら……どこのもんだ?」

魔術師A「それを答える義務はない」

魔術師B「もちろん、ここを退く義務もな」

土御門「へっ……なら、俺にはそこを通る権利があるんだが?」

魔術師C「ならば証明しろ」

魔術師D「その権利とやらをな」

土御門(チッ、こいつは面倒な事になったにゃー)


焦りながらも、どこか落ち着いている土御門。それもそのはずだ。
こいつらは見ただけでわかる程の弱魔術師。所謂「モブ」と言う奴だ。
確かに四人もいて厄介だが、手を出さなければ問題はない。

土御門がここに到着した時点で、天草式の面々を応援として呼んである。
少しでも時間稼ぎをすれば十分。事を急いでも何も変わらない。
彼らしい考え方である。

だが、その余裕は一瞬でかき消される。


        ドン!!


一瞬の閃光と爆音が倉庫の方からした。


土御門「なに!?」

魔術師A「どうした……?」

魔術師B「慌てるな」

魔術師C「なにがあっても結果は変わらない」

魔術師D「結局はあいつが全て終わらせる...」


まるで何かを崇拝するかのように呟いていく魔術師達。

一体あの倉庫でなにが起きているのか。

土御門はまだ、それを把握する事ができなかった...










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