過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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408:ゴミ箱[saga sage]
2012/03/19(月) 20:18:09.63 ID:Ydf4GKjU0
ローラ「なにかしら」テクテク ガバ

ローラ「!? こ、この子……」

御坂妹「姫神……さん?とミサカは驚愕しながら呼びます」


ローラがめくった布団の下には、学園都市に帰った筈の姫神の姿があった。
恐らく、御坂妹と一緒に残ったのだろう。

家に帰る途中の話では、
三人でいた筈がいつのまにか御坂妹だけになってしまい、他の二人は行方しれずだった筈。

それが、なぜここにいるのか。


姫神「うぅ……」


そんな事を考えていると、姫神が何かを話そうとしていた。


ローラ「大丈夫?」

姫神「ふ…ふき……」


どうやらまだ起きているわけでは無い様子。


ローラ「ふき……?」

御坂妹「もしや、吹寄さんの事ではありませんかとミサカは回答を補助します」

姫神「だめ……それ以上...」

御坂妹「夢を見ているのでしょうかとミサカは予測します」

ローラ「随分うなされているわね」


改めて見ると、ひどく汗をかいている。
別に熱があるわけでもなさそうだし、なにか病気にかかっている訳でも無いと思える。


姫神「上条くん……がぁ...」

ローラ「!!」

御坂妹「なぜ上条さんの名前がとミサカは少々混乱します」

姫神「う……」


姫神の寝言(?)はそこで途絶えてしまった。

いきなり姫神の口から発せられた上条の名。ローラは思う。
それは単に、夢の中に出てきたからだとか、そんな単純な理由ではない気がする、と。
もし夢の中に出てきたとして、うなされる程の夢に一体どんな風に出てきたのか。
そして、吹寄に対して発せられたであろう「ダメ、それ以上」とは何を指しているのか。

どうにも単なる夢ではない気がする。
ローラは何か、ただならぬ嫌な予感に体を支配されていた。







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