過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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446:ゴミ箱[saga sage]
2012/03/22(木) 15:34:45.29 ID:xNInyE/70
  只<チワーッス


上条「なっ...」カッ


薄暗い倉庫内を、一瞬にして閃光が満たす。
耳をふさいでもまだ足りない程の爆音が倉庫内に響き渡る。

そして...



上条「」

名無し「ふむ……まぁ、なんとか予定通りか」


まるで、何事も無かったかのように立ち上がった名無し。
上条を起点とし、名無しの目の前には扇状に「破壊の跡」があった。
天井と壁はもろく吹っ飛び、地面には焦げた跡が付いている。


名無し「まったく、君は恐ろしいな。
    私がもしもの時の為に仕掛けておいたクレイモアを使う羽目になるとはね」


つまりは、一番最悪なシナリオの保険。 クレイモア。

内部には複数の鉄球が入っており、それを爆発物を用いて飛ばす。
その鉄球は扇状に跳び、最大加害距離は約250m、有効加害距離は約50m程。


名無し「まさか私の撃つ弾をことごとく避け、彼女を催眠から解き、
    瞬時に私のこの身体状況を把握するとはね」


名無しはそういいながらも、銃を構える。
狙いは勿論、上条の「頭」。


名無し「それにしても……君は本当に不幸体質なのか?
    まさかクレイモアを受けて尚、まだ息があるとはな」


名無しの言うとおり、上条はまだ生きていた。
僅かだが肩が上下している。息をしている証拠だ。


名無し「見た所、クレイモアの真上にいたおかげで鉄球の被害を最小限に抑えたか。
    だが……その足だけはどうにもならなかったようだな」


          足


クレイモアの真上にいたおかげか、確かに扇状に広がる鉄球はよけれた。
だが、それは体全体を見たらの話。完全によけれた分けではない。

これもまた真上にいたせいか、爆散した鉄球が集中して上条の足に降り注いだ。
結果……上条の両足は、膝から下がとても見れたものではなくなってしまっていた。


名無し「さて……独り言はこれ位にして。今度こそ……終わりだ」チャ


名無しがトリガーに指を掛ける。
躊躇などしない。ただ、まっすぐに……撃つ。

だが、その手は動かない。動くことができなかった。




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