過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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448:ゴミ箱[saga sage]
2012/03/22(木) 15:37:18.66 ID:xNInyE/70

名無し「避難地区……解除」ピン


名無しが懐で何かをしたのか、軽く何かが弾ける音がした。
すると、次の瞬間。
名無しの体から何かが解かれるかのように、衝撃波が起きた。


名無し(よし、これで後は逃げるだけ……?)

上条『・・・』グィ

名無し(なっ……手を上に掲げて……まさか!!)


上条は右手を真上に掲げる。
それと同時に、上空に無数の赤い槍の様な物が出現した。


名無し「『硫黄の雨は大地を焼く』だとぉ!?」

上条『・・・』ブン


上条が掲げた右手を振り下ろす。それと同時に、無数の槍は地面に降り注ぐ。

それは、容赦なく地上を「一掃」する――――
 



倉庫跡から約400m地点


土御門「なっ……あれはまさか」

建宮「間違いねぇ、『竜王の殺息』なのよな!!」

土御門「チッ!これはまずいな。まさかこんな事になるとは思わねぇって!」

建宮「そもそもこれは恋愛小説の筈なのよな。仕方ねえ事」

建宮「……?おい、あれはなんだ」

土御門「あれは…槍?...!!」

建宮「知ってるか?」

土御門「『硫黄の雨は大地を焼く』だ。まさに「必殺」って言葉が似合う魔術だ!」

建宮「とりあえず、俺らで止めるしかないのよ!!」ダッ

土御門(正直行きたくないにゃ〜……トホホ)ダッ




上条『・・・』ブン

名無し「くる……か」


恐らく、上条が放ったと思われる槍が降り注ぐ。


名無し「終わりか...」


最早名無しには、避けようなどと言う考えはなかった。
そんな物意味をなさない。

男が女子更衣室に間違って入って弁解をしようとするほど、無意味。 意味は無い。


名無し「・・・!」


無言のまま立ち尽くす名無し。
その名無しの視線に入ったのは、たった一つ。


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