過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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477:ゴミ箱[saga sage]
2012/03/26(月) 01:10:44.05 ID:dIOK0Kl80





                それぞれの様子





―――学園都市―――

上条が学園都市に帰還してから二週間が経った。

季節は冬。 
秋の色は完全に消え去り、外は何処を見てもカップr……あぃや、冬色に染まっている。

そんな中。早朝のとある病院の一室に彼らは居た。


カエル「―――――今日付けで退院できる筈だよ」

土御門「本当かにゃ〜?」

カエル「うん。ただし、日常生活に戻るためにはしばらくリハビリが必要だろうね?」


土御門とカエル顔の医者が話ている傍には、一人の少年がベットの上で眠っていた。
体の所々に包帯をまかれ、足にはこれでもかとまでに包帯がまかれ、
その上にギブスでがちがちに固められていた。


土御門「まさか本当に回復するとは……カミやん、とうとう人間をやめたか」

カエル「確かにこの少年の回復力は常人を逸しているが、どちらにせよ当たり前な事だね?
    僕はもう、絶対にこの少年に負ける分けにいかない」


カエル顔の医者が見下ろすのは、イギリス帰りで速攻病院にシュゥゥゥーッ!!された上条だ。

上条が病院に到着した時日本は丁度真昼だったからか、大した混乱は起こらなかった。
にしても病院側の対応はそれはそれは素晴らしかったんだとか。
思わず土御門は突っ立ったままその流れる様な動きに見とれてしまったらしい。


カエル「うちの常連さんだからね?」

土御門「カミやんにも同情するにゃ〜・・・」

カエル「するだけ無駄だろうがね?
    さ、とりあえず僕はこれで失礼するよ。君も早く出て行ってくれたまえ」

土御門「今回ばっかりはそうさせてもらうとするぜい。ばいばいにゃーカミやん」


そう言って二人は病室を後にする。


土御門「ふぅー……ってもうこんな時間だと!?子萌先生を泣かせる分けにはいかないぜよ!
    さっさといかねぇと―――」


そのまま病院を走り去ろうと思っていた土御門は、ロビーの所で不意に立ち止まる。
見知った顔がいたからだ。


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