過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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498:ゴミ箱[saga sage]
2012/03/27(火) 00:06:39.42 ID:7Lo07t6z0

それを見たとき、最初は夢かと思った。まだまだ自分は起きていないのだと。
だから頬を抓ってみた。だが、痛い。とても痛い。どんなに抓っても変わらない。

じゃあ、ただの見間違えか。起きたばかりでまだ目が正常に機能していないのか。
だから目を擦ってみた。だが、視界は鮮明になるばかり。自分の見ている視界は変わらなかった。


上条「は……はは……まさか」


ベットの上で四つん這いになりながら、彼女≠ノ近づいていく。


上条「本当に……」


ただただそっと、はやる心を抑えて近づく。


上条「本当に、お前なのか……?」


そして、とうとうたどり着く。手を少し出せば、もう届く。


  「う……うぅーん...」

上条「は……ははは…本当に?嘘じゃない...?」

  「なにかしr―――!!」


もう二度と会う事はないと思っていた。だからこそ、内心何処かであきらめがついていたのかもしれない。

(この時上条は知らなかった。自分が眠っていた一週間、ずっとそばに彼女がいたのを)

だからこそ、もうこのこみ上げる気持ちを抑えられなかった。

彼が語りかける言葉は一つ。


上条「お帰り……ローラ」ギュ


よく自分の所に帰ってきた、と。


ローラ「と……当麻ぁ...」ギュゥ


そして、二人は抱き合う


今までの分を全て取り返すように


そして、これからもずっと離さないと……そう誓うかのように...



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