過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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ゴミ箱
[saga sage]
2012/04/02(月) 00:56:26.23 ID:Y4D1Wu4h0
御坂「でも……私、もうどうしたらいいかわかんないのに......」ギュ
ローラ「なに? まさか当麻を私に奪われたから?」
御坂「それ自分で言う事!?」
ローラ「んふふ♪ でも事実でしょう?」
御坂「そりゃぁそうなんだけど……」
ローラ「それで? 貴方はそれだけで何もかもを失うようなか弱い人間?」
御坂「それって……どういう事?」
ローラ「美琴。貴方は前に私の前で宣言したじゃないの。絶対に当麻は私の物に、って」
御坂「それはあれよ! 場の流れでいっちゃっただけで」
ローラ「じゃあ誤りなの? それに、当麻を守るとも言ったじゃない」
御坂「別に嘘って分けでもないけど……でも、もう当麻はあんたと......」ゴニョゴニョ
ローラ「別に私達は婚約を決めた分けでもないわよ? NTRぐらいしようとは思わないのかしらね〜」
御坂「ってそれをあんたが言うか!?」
ローラ「そうでなくとも、言った事を実行する力ぐらい、美琴にはあるじゃないの」
御坂「無視するのねそこは」
ローラ「じゃぁもし、もしも当麻が危険な目にあった時……貴方はそれを放置する?」
御坂「するわけないじゃない!!」
ローラ「なら、もう大丈夫ね。それだけ聞きたかったのよ」
そう言ってローラは御坂から離れた。
御坂「あんた……」
上条「おーい、大丈夫かー!」
タイミングを見計らったかのように、上条が屋上へとやって来た。
御坂「あっ…………」
ローラ「当麻ー!」タッタッタッ
上条「さっき大きな音がしたから気になってきたんだってローラちょ飛び込んでくrうおぉ!」ガバ
ローラ「来ちゃダメっていったのに」
上条「あははは、心配だったからな。御坂がさ」
御坂「私が……?」
上条「あぁ。さっきあんなもん見られちまったし、急に泣いて走っちまうんだもん」
御坂「まったく……どこまでも馬鹿なんだから......」
この時の御坂の心の中には、ある一つの感情が芽生えていた。
絶対に私にふりむかせてみせる!!
その感情を原動力にして、少女は再び新たな一歩を踏み出していく……
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