過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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583:ゴミ箱[saga sage]
2012/04/04(水) 21:45:18.51 ID:F1mzn4rb0
ローラ『人の上に立つとなれば、当然人から見られることとなるの。それも大勢よ』

ローラ『そうなれば、何もせずとも自然と人の目という「鎖」が付いて回る事になるわ』

ローラ『その鎖があれば、禁書目録は自ずと魔道書の知識を自己勝手に使おうなんて考えなくなるわよ』

ステイル『くっ……だが、問題はそれだけではないだろう!』

ステイル『今あの子は、胸糞悪いがあの少年の元にいる! あの少年が生きる支えとなっているんだぞ!?』

ローラ『それも問題ないわよ』ガサゴソ

ローラ『ほれ、これを見てみなさい』ポイ

ステイル『これは……日記?』

ローラ『そうよ』

ローラ『「あの子」の日記』

ステイル『二年前の日記!? なっ、なぜ貴方が?』

ローラ『簡単よ。来たるべき時の為に、とっといておいたのよ』

ステイル『来たるべき時……?』

ローラ『そう、まさに今ね』

ローラ『それを使えば、あの子の記憶は二年前にリープするわ』

ステイル『二年前に……リープ?』

ローラ『まぁ、簡単に言ってしまえば「巻き戻る」のよ』

ローラ『丁度、ステイルと神裂火織と共に行動をしていた頃にね』

ステイル『二年前……まっ、まさか、本当に?』

ローラ『この後に報じて嘘をつく必要などないわよ』

ステイル『じゃ、じゃぁあの子は前≠ノ戻ると言うのか?』

ローラ『えぇ、そうよ』

ステイル『なら、あの子の今≠ヘどうなるんだ?』

ローラ『消えるわね。きれいさっぱり』

ステイル『またあの子の記憶を消すと言うのか……貴方は』

ローラ『それは違うわよ? 元々無かった事になるだけ。本来あるはずのない「if」となって消えるだけよ』

ステイル『そんな事が許されると思っているのか!』 

ローラ『元々、私は許される事など一つもしてきた事は無いわ』




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