過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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641:ゴミ箱[saga sage]
2012/04/12(木) 22:24:58.96 ID:F1CGNAUv0

麦野「………」


そこには、確かに麦野がいた。だが、何処か様子がおかしい。
暗がりなので浜面には良く分からないが、若干火照っているように見える。
その証拠に、頬が赤くなっている。いや、顔全体といって差し支えないだろう。
それに、何かをブツブツ呟いているようだ。

少しの間それを見ていた浜面の行き着いた考えはただ一つ。


浜面(よし、帰ろう!!)


まったくこの状況についていけない浜面は、もう考えるのをやめ、とにかくこの場から離れる事にした。


浜面(上条からは後で話きけばいいか。ぜってえ絞り出してやる)


別にあの金髪の美女が誰なのかとか、なぜ妻とか言ってるのかとか色々気になる事が無いわけではなかった。
だが、とにかくもうこの場に居るのが嫌になった浜面は、未来の自分に全てを託し、撤退する事にしたのだ。


浜面(沈利も一体どうしちまったんだか。まぁ、先に帰っててもいいy……は?」


「ギュッ」っと。それこそ、そんな効果音が似合うような感触が、浜面を襲う。
その正体を確かめるべく、浜面は恐る恐る視線を下に、自らの胴体に落とす。
そこには、見惚れるような女性の腕が巻きつけられていた。


浜面「お、おい! 沈利……だろ!? きゅっ、急にどうしたんだよ!!」


浜面にはもう心当たりが一つしかなかった。
この時間帯にはもう人はあまり見かけられないし、何より自分にこんな事をするような人物など一人しか知らない。

浜面は恐る恐る振り返る。そして、自分の胴体に腕を回して抱きついていたのは…………やはり麦野であった。


浜面「なんのつもりだよ…………」

麦野「そのー……ね?///」


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