過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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ゴミ箱
[sage saga]
2012/09/09(日) 23:40:17.18 ID:TeZVJdhk0
――――二時間後 休憩室
上条「ハァハァ……も、もう立てない......」
ローラ「はいとうま、お疲れ様」
今まさに倒れんとする上条をやさしく抱き支え、ソファーへと座る。
勿論、ひざまくら。
上条「にしても、きつすぎるだろこのリハビリ」
溜息混じりにつと不満を漏らす。
御坂の電気により、本来動くはずのない足を無理やりに動かすこのリハビリ。
足を使う時の信号を普段通り脳へと送る事により、通常よりも治癒を速めると言う。
とんでもない荒療治であるが、効果は抜群と言ったところか。
カエル「その代りに、体への負担はとんでもない程に大きいけどね?」
ローラ「あら、お世話になってます」
そう補足をしながら、冥土返しは入ってきた。
カエル「動かしてはならないという脳の命令を無視して体を動かすんだから、
それ相応の負担が体にかかるのは当たり前だよ」
座っているローラに軽い会釈をしつつ、説明を続けた。
カエル「ま、これも全部彼女の力のおかげと言ったところかな」
上条「まぁそうなんですけど…………」
御坂の協力が無ければ成立しないこのリハビリ。
心の中で彼女に感謝しつつも、御坂に対して若干の恐怖心が上条の中に芽生えつつある。
自分に電気を差し向けてくる者に対して、無心でいろと言う方が無茶だ。
カエル「まあ、仕方がない事だね? こればっかりは避けようがないよ」
上条「ははっ、ですよねー」
上条自身も分かっている事だけに、軽く鬱になりそうだった。
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