過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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ゴミ箱
[sage saga]
2012/12/12(水) 23:27:02.63 ID:4Dwmi2s30
上条「なあローラ。 一つ聞いていいか?」
ローラ「なあに?」
上条「俺の事好きか?」
ローラ「え、えっ?」
何処を見る分けでもなく、
しっかりローラを見据えていったわけでもないこの言葉。
照れるとか失礼とかよりも、ただ戸惑うしかローラにはできない。
上条「俺の事、好き?」
ローラ「えっ!? ちょ、ちょっとそんな急に......」
上条「俺は好きだ」
ローラ「ととととうま!?」
そうは言うものの、上条はやはり何処か別の所を見ている。
口ではそういうものの、やはり何か別の事を考えているといった感じだった。
ローラ「ねえ、どうしたの急に?」
上条「嫌いか?」
ローラ「嫌いってそんな…………」
ここにきて、ようやく自分が何を聞かれてるのかしっかり理解できてきたローラ。
体が若干熱くなってきているのか、頬が赤くなり若干汗も出ているようだ。
ローラ「もう……あ、愛してるにきまってるわよ......///」
上条「そっか」
対する上条はなんとも素っ気ない返事を返すばかり。
だが、ローラの手を握る強さは確実に強くなっていた。
上条「じゃあさ……」
ローラ「………」
上条「俺と、これからもずっと一緒にいてくれるか……?」
それを言う時には、上条はしっかりと視界にローラの姿をいれていた。
その目は何処か、何かを決断したようで、何か覚悟をしたような、そんな目であった。
傍から見たらただのプロポーズかもしれない。
だが、ローラには何か、もっと深い別の意味もあるように感じられた。
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