過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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817:ゴミ箱[sage saga]
2012/12/12(水) 23:27:39.62 ID:4Dwmi2s30

ローラ「…………とうまが今何を考えていたのか、私にはさっぱり分からないわ」

上条「………」

ローラ「まったく、私の事をしっかりと見ないで「好きか?」ですって。
    もう、ありえないわよ?」

上条「それは――――「まあ、そんな事はいいのよ」

ローラ「とうまが私を好きでいてくれるのは知っているから」

上条「そ、そうか…………?///」

ローラ「もしそうでなかったとしたら……ね?」

上条「うっ!?」


一瞬だが、尋常じゃない殺気をローラから感じ取った上条。
信じられないが、上条の目にはローラの背後からなにか黒いオーラの様な物が見えていた。


ローラ「とにかく。 とうまがなにを心配してるのか分からないけど」


そう言いながら、ローラは上条の首に手をまわし、抱きしめる。
互いの顔はゼロ距離まで近づいていて、相手の吐息がかかるたび心拍数が跳ね上がる。


ローラ「私は、もうとうまの元を離れる気はないわ」

ローラ「どんなにつらい事があっても、死ぬまでとうまについていく」

ローラ「例え、もしとうまに忘れられようとも…………」

上条「ローラ……」


一瞬だが、顔に陰りを見せる。
それを見た上条は、その時になってようやく気付いた。

ローラとて、不安なのだと。
最大主教の座を明け渡し、たった一か月一緒に居ただけの高校生に、全てを捧げる事に。

これから先上条の気持ちが変わるかもしれない。
そんな不安にかられながらも、今を幸せに生きていたのだ。




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