過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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ゴミ箱
[sage saga]
2013/01/14(月) 22:44:34.07 ID:gB42oeJi0
〜黄泉川邸〜
黄泉川「ッハハハハ!!」
小萌「ちょ、ちょっと黄泉川先生笑いすぎなのですよ!」
とあるマンションの一室。
黄泉川の借りている部屋から、その笑い声は響きわたっていた。
響き渡っていたと言うのは何の比喩表現でもなく、本当に上下左右の部屋に響いていた。
黄泉川「だってこれが笑わずにいられるかって、そりゃ無理じゃんよ!」
黄泉川「買い物に来て弁当食べてたら急にプロポーズしてキスなんて……」
黄泉川「…………なんか冷静になると結構むかついてきたじゃん」
そう言うや否や、手に持っていた飲みかけの缶ビールを一気飲みした。
見てみれば、黄泉川の傍には既にいくつもの空き缶が転がっている。
黄泉川「これ結構笑ってる場合じゃないじゃぁん?
なんでこんなウニ頭野郎がぁ……ヒック」
すっかり酔っぱらっている黄泉川の怒りの矛先は、
ばったり会った流れで黄泉川のマンションに連れてこられた上条だった。
いま上条は、四人掛けのごく普通のダイニングテーブルに、
教師二人に対面する形で座っていた。
テーブルの上には特に豪華な料理があるわけでもなく、
帰り際に勝ったピザが二枚と、酒のつまみになりそうな物と例によって缶ビールがたくさん乗っているだけだ。
黄泉川「たぁっく、な〜んで高校生がこんな外人連れて買い物なんてしてるんだっちゅうに、
教師としてこれは見過ごせないじゃん!! ......ヒック」
黄泉川「そもそも病気で出停処分だったはずの奴が……ヒック
のんびり買い物なんてなにしてるん……ヒック」
小萌「黄泉川先生! 生徒の前で飲みすぎなのですよ〜!」
黄泉川「んぁ? あーそうじゃん、ちょっと飲みすぎたじゃんよ。 ......ヒック」
上条「うぅ……」
ローラ「とうま、大丈夫?」
上条「お、おう、大丈夫大丈夫」
黄泉川「でもやっぱ納得いかないじゃん!!」
上条「ひっ!」
小萌「黄泉川先生!」
黄泉川がビールの缶を開けてから、既にこのようなやり取りは一時間は続けられていた。
黄泉川のぐだりを小萌が宥める。 一旦は冷静になるが、やはりまたぐだりだす。
それを当事者視点で見ている上条としては、たまった物ではなかった。
それに、上条は自分がなぜここにつれて来られたのかが分からなかった。
一方通行や打ち止めは何処か別の所に追いやられたようで、今部屋には先生と生徒とその恋人(妻)だけ。
一般的に考えて教師が生徒の不純異性交遊を見て補導した……ともとらえられる。
だが、上条の属性(フラグ乱立)を知っている小萌としては、そんな措置をとったつもりはさらさらなかった。
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