過去ログ - ローラ「某の新たな家庭教師なるぞ」上条「」
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838:ゴミ箱[sage saga]
2013/01/14(月) 22:59:34.48 ID:gB42oeJi0

上条「くっ…………」

小萌「どうしても答えられませんか?」

上条「えっと……ごめんなさい」

小萌「はぁ……まあいいです。 いつもの事ですからね」

上条「え?」


さっきまでの張りつめた緊張の糸が、嘘のように切れていくのを肌で感じ、
あっけにとられてしまう上条。

小萌の顔もいつもの柔和な物になっていて、ローラに至っては普通にピザを食べている。
いや、さっきから食べていたのかもしれない。
妙に静かだと思えば黄泉川は寝ているし。


上条「あれ、もしかして……」

小萌「勝手に緊張していたのは上条ちゃん一人だけですよ?」

上条「えっ? いやだって、さっきの質問どう考えても」

小萌「尋問って言いたいんですか?」

上条「いやまあ……はい」

小萌「はぁ…………いいですか? 上条ちゃん」

小萌「私は教師として、高校生である上条ちゃんに、[教えている]のですよ?」

小萌「ですから、尋問や拷問なんて思ってもらうと、少し傷ついちゃいます」

上条「で、でもさっきのは」

小萌「それに! 良く考えればすぐにわかることですよ?」

小萌「さっきの質問、そこに居るローラさんだけでなく、インデックスちゃんやステイルちゃんの事も説明つきませんよね?」

上条「あっ……たしかに」

小萌「では、なんで私がいまこんな質問したかわかりますか?」

上条「え? いや、それは……」

小萌「そのローラさんが、上条ちゃんにとって[大切な人]だと思ったからです」

上条「あっ」


結論として、小萌は「教師」として、生徒であり高校生である上条に。
ローラの存在をどう思っているか問うたのだ。

ここでもしあっさり喋っていたのなら、その程度。
頑なにしゃべらず、自らを危険にさらしてでもそれ≠守ることができるか。

つまりそういう事だろうかと、上条は一瞬で思いついたのだが。



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