過去ログ - おかえり、シャルロット
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82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/02/12(日) 00:01:48.00 ID:+1cJHv0t0
【応接室】

その小さな女の子の指さす場所は、一夏の目的地と合致した。

そして、心当たり。その女の子を見て、何となく、いや、間違いないな

と覚悟を決める。いくら唐変木な一夏とはいえ、この状況で、その事実を

否定するのは、シャルに失礼と言えよう。いや、只の馬鹿か。ともかく、

扉を開ける。一夏は、扉を開ける。ISが結びつけたこの縁と、離されて、

待たされた色々な思い。そういった思いを総てひっくるめて、扉を開ける。

さ、新たな一歩目は、なんて言葉で迎えよう。扉の向こうに居るであろう、

自分の思い人に投げる言葉を拾いつつ、一夏は一歩目を踏み出す。




「お帰り、俺のシャルロット。」

     −終−


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