過去ログ - ハルヒ「カリオストロ公国四泊五日の旅?」古泉「そうです」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/02/06(月) 23:16:57.11 ID:+wjtvPzp0
 古城の庭を出ると湖に出た。時計塔の鐘の音が響く。
 ハルヒたちをやり過ごして一人になった古泉は石橋のたもとに座り込んだ。
 ぼんやりと宙を見つめている。あたりが夕陽に染まっていく。
 いつのまにか古泉の向かいに長門が立っていた。
長門「夕食の時間」
 古泉は返事をせずに、ただ長門の顔を見つめた。
長門「何?」
古泉「花嫁の居場所を教えてくれませんか?」
 長門は対岸の方を指差した。
長門「摂政カリオストロ伯爵の城 あそこを見て」
長門「もっと下…水道橋のむこう」
古泉「ウン? さっきの船ですね!」
長門「花嫁は あの城の中…」
 カリオストロ城を食い入るように見詰める古泉。
古泉「あそこに水門がありますね…」
長門「古泉一樹 もし単独行動を取るつもりならやめて欲しい」
長門「私は涼宮ハルヒのそばを離れるわけにはいかない」
長門「涼宮ハルヒといる限りあなたの安全も確保できる」
長門「しかし離れて単独行動を取られてはあなたを守る事はできない」
長門「あなたは大切な友人…失いたくはない」
 予想外の言葉を聞いて目を丸くする古泉。だがすぐにいつもの笑顔に戻る。
古泉「長門さんには敵いませんね 今の言葉、肝に銘じておきます」
 西の空からオートジャイロが飛んできた。カリオストロ城に向っている。
古泉「オートジャイロとは古風ですね」
長門「あれが伯爵」
古泉「………」



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