過去ログ - ハルヒ「カリオストロ公国四泊五日の旅?」古泉「そうです」
↓
1-
覧
板
20
138
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage saga]
2012/02/10(金) 01:17:06.52 ID:zkv9j/1f0
夜が明けた。
クラリスが目覚めると、傍らに古泉が立っていた。
クラリス「古泉さま… やはり生きていらしたのね」
古泉「やあ 立てますか? 見て下さい」
ここはクラリスが生まれ育った大公屋敷の庭である。
だが眺める景色は生まれて初めて見るものだった。
見慣れたはずの湖が消えうせ、代わりに古代ローマの遺跡で埋め尽くされていた。
古泉「隠された財宝です」
クラリス「湖の底にローマの町が眠っていたなんて…」
古泉「ローマ人がこの地を追われる時水門を築いて沈めたのを―」
古泉「あなたのご先祖様が密かに受け継いだんですよ」
古泉「まさに人類の宝ってやつです 涼宮さんのポケットには大きすぎます」
カリオストロ公国の空をユーロポールの輸送機が飛んでいた。
各国から特別編成された捜査員がパラシュートで次々と降下してくる。
古泉「ユーロポールが重い腰を上げたようです」
遠くでハルヒの叫び声が聞こえた。
見ると必死になだめているキョンの頭をポカポカ叩きながらハルヒがやってくる。
ハルヒ「古泉君! どういう事よ!」
ハルヒ「目が覚めたらもうイベントが終わってるじゃないの!」
ハルヒ「こんな凄い見世物を私ぬきでやるなんてひどいじゃない!」
古泉がハルヒの方に向かおうとすると、
クラリス「行ってしまうの…?」
古泉「ええ 怖い団長が来てしまいましたからね」
古泉は頭脳をフル回転させてハルヒへの言い訳を組み立てていた。
ここは知らぬ存ぜぬで押し通すしかない。
時計塔の異変はSOS団とは全く関係のない偶然の一致であると。
あとは一切のメディア報道をハルヒの目から遮断する…
古泉は思わず溜息をついた。
古泉「まだまだ苦労は続きそうですね」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
160Res/143.27 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - ハルヒ「カリオストロ公国四泊五日の旅?」古泉「そうです」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1328533955/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice