過去ログ - ハルヒ「カリオストロ公国四泊五日の旅?」古泉「そうです」
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143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2012/02/10(金) 01:38:29.28 ID:zkv9j/1f0
 キョンは隅の席の長門を見た。
 シートを倒し、アイマスクをして横たわってる彼女はピクリとも動かない。
 だがよく耳を澄ますと、例の呪文を唱えてるような声がかすかに聞こえてくる。

古泉「関係者の記憶はもちろん メディアの報道内容 それに接した人の記憶」
古泉「これらの膨大な範囲の情報をすべて書き換えるわけですからね」
古泉「さすがの長門さんも少々てこずってるようです」
キョン「情報操作はいいけど どう書き換えるんだ?」
キョン「まさか事件そのものを無かった事にするわけにも行くまい」
古泉「当然です 事件の痕跡は消せても 死亡者がいますからね」
古泉「一度死んだ人間を蘇らせる事は長門さんにも出来ません」
古泉「そこで一番手っ取り早い方法は―」
古泉「我々のした事を別の誰かがやった事にしてしまうんです」
キョン「別の誰かって あんなデタラメな事件を起こせる奴が他にいるのか?」
古泉「誰に罪を被せるかについては僕から長門さんにリクエストしておきました」
古泉「あなたはルパン三世をご存知ですか?」
キョン「ああ 世界的な有名人だからな」
古泉「かのアルセーヌ・ルパンの孫といわれる大泥棒」
古泉「我々の罪を被ってもらうのにうってつけの人物だとは思いませんか?」
キョン「まあルパンならそんな事をされても笑って許してくれそうではあるな」
古泉「事件はルパンの仕業としてメディアに記録され 人々の記憶に残るわけです」



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