過去ログ - ハルヒ「カリオストロ公国四泊五日の旅?」古泉「そうです」
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/02/07(火) 22:54:46.88 ID:JmHaV/C50
 泉水の中央にはライオン像があり、その口からくみ上げられた水が流れている。
 橘はライオンの口を覗き込んだ。奥は暗くてよく見えない。
 もう一歩踏み出すと妙なものを踏んだ。ゴムのような感触である。
 足元を見ると脱ぎ捨てられたウエット・スーツだった。
 その時、橘の携帯が鳴った。送話者は古泉一樹となっている。

橘「もしもし! 一体どういうつもりですか!」
古泉「良かった 番号は変わってないみたいですね」
橘「こんな大それた事して ただで済むと思ってるの」
古泉「おや? 僕が何をするのか分かってるような口ぶりですね」
橘「とぼけないで下さい! 予告状を送りつけたくせに」
古泉「予告状?」
橘「花嫁を頂くって書いてあったわよ」
古泉「何のことか分かりません 僕は落し物を届けに来ただけですよ」
橘「落し物? どういう事ですか」
古泉「話がかみ合いませんね どこかで大きな行き違いがあるようです」
古泉「しかし花嫁を頂くというのは良いアイディアですね 考えてみましょう」

 電話が切れた。

橘「もしもし! もしもし! もうっ! 落し物って何なの?」
橘「とにかく伯爵に知らせなくちゃ!」

 橘はライオン像の部屋を出る。物陰から古泉があらわれた。

古泉「申し訳ありませんが 伯爵の所へ案内して頂きますよ」



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