122:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/09(木) 19:52:07.66 ID:vAi26PND0
「は……はぁ?」
「ずっとお手紙とかくれていたのは、貴方でしょう? よかった。本当にいたんだ」
「何で俺の正名……」
「ひょっとしたらまた私の妄想かと思った」
そう言って、カランはゼ・マルディと呼んだ薄汚い彼をもう一度自分の方に引き寄せた。そして腰を浮かせ、彼の口に自分の口をいきなり重ねる。
唐突過ぎる行動だった。
流石にそれを考えてはいなかったのか、硬直したのは彼の方だった。最初に目を見開かれ、そして逆に口を吸われて、また耳まで赤くなる。手はゆらゆらと、細い少女の体の後ろで抱きしめるべきなのか、それとも触れないでおくべきなのか決めあぐねて彷徨っていた。
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