169:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/09(木) 20:23:17.13 ID:vAi26PND0
言葉を失って呆然とゼマルディを見る。彼は満足そうにうんうんと頷いて、パチンと薬箱の箱を閉めた。そしてまたポケットに放り込む。
「何これ!」
「俺の膵臓だ」
「すいぞう?」
「打撲にしか効かないんだけど、ビンゴか。そーりゃ、よかったよかった」
「うん……うん。痛くない、痛くないよ」
嬉しそうに笑って、カランは胸の前で指を組んだ。
「凄いねぇ。ゼマルディって凄いね。いつもなら一週間はずっと痛いのに」
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