311:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/13(月) 20:24:23.17 ID:3SORN3Q00
「いや、俺は酒は……」
あくまで断ろうとするゼマルディを、しかしドクは一瞬だけ鋭い視線でチラリと見た。それを見て言葉を止め、ボリボリと頭を掻いてからゼマルディは肩をすくめた。
「ほいほい」
「それじゃ、カランちゃん。ちょっと出てくるわ」
「あ、ちょっと待ってマルディ」
そこでカランは慌てて夫を呼び止めた。
「何だ、トイレか?」
「違うの。これ、確かテレビのリモコンだよね?」
聞かれて、ゼマルディは彼女が持っているものを見て頷いてみせた。
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