321:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/13(月) 20:34:50.31 ID:3SORN3Q00
少し迷った後に、青年はマスクを直し巨体をソファーに沈み込ませた。
「早く戻らねぇとカランが……」
「大事な事なんだ。とりあえず、これを見て欲しい」
そう言ってドクは不意に真面目な顔つきになると、周りを見回してから白衣のポケットに手を入れた。そしてしわくちゃになった新聞の切抜きと思われるものを取り出し、身を乗り出してテーブルに置く。
「俺ァ、共有語は話せても読めないス」
「文字じゃないよ。写真」
「写真?」
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