334:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/13(月) 20:42:06.04 ID:3SORN3Q00
「君がだよ」
「誰が酔っ払ってンだっつーんだよ」
「……」
ため息をついてドクはカードを自分のポケットにしまった。そしてウェイトレスが持ってきたホットミルクをゼマルディに握らせる。
「まぁ、端から見てても君は限界だ。今日はゆっくり休んで、俺にカランちゃんは任せとくんだな」
「酔っ払ってねーっつってんだろ」
「何をそんなムキになってるんだ……」
手を上げて話を打ち切り、面倒になってきたのか、ドクは懐から小さな注射器を取り出した。そして視線が定まっていないゼマルディの首筋に、突然遠慮も解釈もなしにそれを突き刺す。
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