408:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/16(木) 20:17:14.20 ID:Z6fjuYRs0
「かっ……」
叫び声も何も出すことが出来なかった。一瞬視界が真っ赤に染まり、網膜や脳内血管が沸騰し破裂したかのような重い感覚が頭蓋をゆする。
何が起きたのか分かったのは、地面に転がって痙攣し、鼻血を噴き出しながら、右手で地面を掻いたときだった。
腕を動かしたのはほぼ無意識の行動だった。
体全体の骨が、軋みを上げて砕けてしまったようだった。ピクリとも動かない。
息を吸おうとするが、喉はヒューヒューという音を発するだけで空気を取り込もうとしない。
目が見えない。
耳の奥に空気が詰まり、音さえも、平衡感覚さえも分からなくなる。
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