過去ログ - 少女「ずっと、愛してる」
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468:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/18(土) 18:54:03.92 ID:rIc6JsyG0
彼女はそれを、自分自身のカルマであると自覚はしていたが、やはり気持ちいいものではなかった。
視線を彷徨わせている主を見て、浮屋という老人は、眼鏡を指先で上げてから問いかけた。

「どうかなされましたか? また、お加減が優れないので? 退席されますか?」

「ん……うぅん。違う。大丈夫」

短く答え、目尻を押さえる。
最近、疲れることが多くなった。
長期間魔法を使っていない反動もあるのだろう。
ここにいれば、魔法を使う必要はないからだ。
自分は……いや、足元に広がる、幾百もの『人間達』は、もう『食料』に苦慮することはないのだ。


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