476:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/18(土) 18:59:35.85 ID:rIc6JsyG0
「そ、それは……」
「魔法兵器ハ、見つけ次第処分、ト決めたハズだ。その惨状ガ、コレだ」
功刀が視線を動かすと、愛寡の部屋に設置されていた巨大なテレビに、ひとりでに電源がつく。
そこには、倒壊したビルに、グチャグチャになった人間だったモノ、そして半狂乱で叫ぶようにレポートを繰り返しているアナウンサーの姿があった。
「…………」
唖然としている愛寡に、功刀は言った。
「また、危険ナ奴を眷属にシチマッタんですか? いつにナレバ、アンたは学習するンだ?」
強い口調で自分を責める功刀を、あたふたしながら愛寡は見て、そして水を喉に詰まらせ、大きくむせた。
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