489:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/18(土) 19:07:15.62 ID:rIc6JsyG0
それを聞いて、里と燐が顔を見合わせる。
そして燐は深くため息をついて、トレーラーを停めた。
「本当ですの?」
「本当だ。いくら進んでも、里の言う断層とやらには到達できないな。第一、巨大なクレバスを、このオンボロトレーラーでどうやって乗り越えるって言うの?」
「そこまでは考えておりませんでした」
「ほら見ろ!」
ガゼルがため息と共に、声を発した里にヒステリックに言う。
「戻ろう。少なくとも前のドームには、たどり着ける。食料がそろそろ限界だ」
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