565:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/20(月) 17:32:23.08 ID:WO2eriwB0
彼は後部のブースターを吹かし、横に飛ぶと虹の体を岸壁に運んだ。
そして少しせり出て、奥に空間がある場所に転がり落ちる。
落下の衝撃はピノ粒子で抑えたが、虹はそれでもまた血を吐いた。
彼女は震えながら、自分の体に突き刺さった刀を抜き始めた。
『ピノ粒子の残存指数が五パーセントを切った! 僕はターン(再融合)のプロセスに入るよ!
三十秒、スタンバイ状態になる。いいね!』
『分かった……!』
ガゼルの通信がブツリと切れる。
虹は、胸に刺さっていた刀をズルリと引き抜いて横に飛ばした。
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