590:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/20(月) 18:02:09.98 ID:WO2eriwB0
それが、致命的だった。
瞳を真っ赤に発光させた爪が、ゆらりと立ち上がって浮屋を睨む。
「レルレラル・オレアス・ラルラレロレラルヲ(俺に鉄を向けるか、下賎な民め)」
そう言って、爪は浮屋に向かって右手を突き出した。
「ラルオレアス、レロラルエアスポス・デスタレオア
(我慢の限界だ。てめぇみてぇなクソ野郎に師匠はふさわしくない)」
「アルレラルオ、レラシオ!(なんとでも言え! クソ餓鬼が!)」
聞いたことのないような発音で浮屋が怒鳴る。
彼も目を真っ赤に発光させ、右手を爪に向けて突き出した。
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