過去ログ - 少女「ずっと、愛してる」
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60:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/08(水) 16:55:53.66 ID:A45p+aH70
(何だ……? 何が……)

思わず立ち上がって、礼拝堂の中に目を走らせる。黒い核の痛みは、遂に肉を千切りとる程の激痛に変化し、膝をつく。
血の流れは、頚動脈が傷ついたのではないかと思われるほど激しくなっていた。止まらない。抑えても駄目だ。

(敵……?)

下の愛寡は、またのん気に欠伸をしているところだった。そこから視線をスライドさせ、痛みに耐えながら民衆の方に目を向ける。
黒い核が光を発し、爪の瞳が収縮した。
そこで、初めて彼は異変に気がついた。

――おかしい。

何かが、おかしい。
眼前に広がる二千人弱の、豆粒のような人……人、人。三段ほどに分かれている礼拝席に立っている人間達。警備員が紐を持ってそのエリアを区切っている。
中央の愛寡がいる小高いステージを取り囲むようにしてそれは存在していた。天井には直径十メートルはあろうかという巨大なシャンデリアがある。それが大礼拝堂の天井から吊り下がり、真っ白な光を投げ落としているのだ。


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